メタチャートで水平線や垂直線などのショートカットキーを設定する方法
- 2020.04.18
- BinaryOption
- バイナリーオプション

1年ほど前なんですけど、Qiitaっていうプログラマのための技術情報共有サービスがありまして。
そこで書いた記事がバイナリー業界でも割と需要のある記事なんじゃないかなって、思い返したので、再度このブログにも書いてみようと思います!
どっちも筆者は僕だから、盗用とかではないです!!
(Qiita記事の方はこちら)
じゃあ、行きます!
この記事はFXで使うMT4チャートを改造する手順が書いてあります。
バイナリーオプションで過去相場の分析をしている最中に、ふと水平線や平行線のショートカットキーがあったら便利だなと思い、実装してみたのでその過程を記録します。下記のサイトを参考にしましたが、非プログラマの方だと多少戸惑うこともあるかと思ったのでもう少し噛み砕いて説明します。(参考:とあるMetaTreaderの備忘秘録, AutoHotkeyHelp, Windows10へAutoHotkeyの導入(キーマップの変更))
今回実装するショートカット
A : Alt + a
C : クロスカーソル
Win+D : 全矢印削除
F : フィボナッチ
H : 水平線
L : 価格(左)
P : 価格(右)
S : 画像保存
T : トレンドライン
V : 垂直線
F 5 : 更新
; : 拡大(+)
変換 : End
無変換 : Home
ひらカタ : +
menu : –
1-9 : 時間足変更
拾ってきたコードを貼り付けるだけなので、基本的に予備知識は必要ありません
前提
- MT4チャートをダウンロード済みである
- コピーアンドペーストができる
- 多少英語が読める
実装の手順
1.AutoHotkeyのインストール
2.スクリプトの準備
3.エラー箇所の訂正
4.起動と終了
AutoHotkeyのインストール
こちらのリンクから”Download AutoHotkey Installer”をクリックしてインストーラーをダウンロードする →
スクリプトの準備
次のリンクのスクリプトコピーします
(ちなみにこちらMacOSだと綺麗に描かれていますが、windowsだと文字化けしていてなんのこっちゃってことになっていますが、問題なく機能しますので大丈夫です)
デスクトップで右クリックして
[新規作成] → [AutoHotkey Script]
を選択。ファイル名は~”.ahk”で指定します
新規作成したファイルを右クリックして[Edit Script]を選択。ここに先ほどコピーしたスクリプトを貼り付けして保存します
エラー箇所の訂正
ここが今日のポイントなのですが、いざrunしようとしたらエラーが出てここで困りました。(確か71行目がなんかおかしいよってエラー文だったかと思います)
具体的には
vk1Csc079::Send {End} ; 変換キーに END vk1Dsc07B::Send {Home} ; 無変換キーに Home vkF2sc070::Send {+} ; ひらカタキーに + (不安定かも?) AppsKey::Send {-} ; menuキーに -
の部分でエラーが出ているのでこれらをコメントアウトすれば完了です。文字化けしているにしろしていないにしろ。line71 ~ line73の初めにセミコロンをつけるとコメントアウトできます
;vk1Csc079::Send {End} ; 変換キーに END ;vk1Dsc07B::Send {Home} ; 無変換キーに Home ;vkF2sc070::Send {+} ; ひらカタキーに + (不安定かも?) AppsKey::Send {-} ; menuキーに -
完了
起動と終了
変更を保存してからahkファイルをダブルクリックするとAccelaが起動されて完了です。Exitを選択すると終了します。
最後に
チャートの過去検証は勝率を上げるためには必要不可欠ですので、水平線や垂直線などを毎回引く効率化ができたらストレスがかなり減ると思います。
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